DAVE MASON BAND - SAN FRANCISCO 1975 FM REEL 2CDR [Uxbridge 2813]

DAVE MASON BAND - SAN FRANCISCO 1975 FM REEL 2CDR [Uxbridge 2813]

Price: US$28.00(tax included)

Weight: 150kg

Quantity:

Item description

Cow Palace, Daly City, CA, USA 31st December 1975 STEREO SBD



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26/04/28


DEEP PURPLE - "THE END" FINAL EDITION(2CD)
Koseinenkin Kaikan, Osaka, Japan 29th June 1973 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)

★UPGRADE!! ★オフィシャル・ライヴ盤のような凄い音質と内容です。

 「第II期最後の夜」を伝えてきた文化遺産アルバムが、もうこれ以上はないという最終形態で甦りました。新規デジタル化+最新マスタリングによる究極の完成盤が誕生です。
 そんな本作に永久保存されているのは、もちろん「1973年6月29日大阪厚生年金会館」。2006年の初登場以来、幾度ものアップグレードを重ねてきた大阪最終夜の決定録音。「まるでサウンドボード」と讃えられる極上オーディエンス録音です。再度、元テープから新規デジタル化を行った上で、「GRAF ZEPPELIN」が「もうやれる事はない。今回は本当にすべてやりきった」と断言するまで徹底的にマスタリングを施した、文字通りのファイナル・エディションなのです。

【大元録音のサウンドを完全復刻した細密マスタリング】
 これまでもあらゆる手法を凝らしてアップデートが試みられてきましたが、本作を完成盤たらしめているのは、精密な完全モノラル化による安定感です。これまでも折に触れてお話ししてきましたが、70年代のオーディエンス録音は「モノラル・マイク+ステレオ・テープ」というケースが一般的。つまり、左右のチャンネルで同じ音が記録されています。ところが、ダビングの状況やテープの経年劣化などにより、左右のチャンネルに違いが発生。位相のズレ、それぞれ個別のノイズ/ヨレの混入などです。例えば、この録音もライヴ冒頭や「Highway Star」2分台などで片チャンネルに音切れが発生していました。本作では、そうした微細な傷を徹底リペア。ノイズや傷の箇所をもう片方のチャンネルから移植して「1本の完璧な録音」を再現しているのです。
 言葉で言うとカンタンですが、実際はこれがかなりの難行。単純にこの作業を行うと前述の「左右のチャンネルの違い」が思いっきり違和感になってしまう。位相ズレがタイムのギャップになったり、移植部分だけヒスノイズが混入したり、帯域バランスが変わったり。もちろん、通常なら許容する微細な違和感ではあるのですが、それを放置しないのが「GRAF ZEPPELIN」の細密マスタリング。一瞬のパートでも位相を1/1000秒の狂いもなく揃え、帯域バランスもイコライジングも厳密に一致させた上で移植。一切の違和感がない「完璧な大元のモノラル録音」を再構築しているのです。

【かつてなく高精細に甦った「70年代のリアル」】
 もちろん、能書きだけではなくその精密さがかつてない聴き応えを実現している。元のテープ段階で録音状態が良いのが本録音最大の魅力であり、演奏中は客席が驚くほど静かで、まるで関係者録音やサウンドボードのような没入感。今回の位相修正でヴォーカルの定位がいっそう明確になり、「ギラン最後の戦い」がより生々しく迫る。その上でナチュラル感を追究したサウンドはパッと聴くと従来盤に感じるかも知れませんが、実際にはよりパワフル。「Highway Star」の冒頭から密度の高い音の押しが感じられ、迫力も増しています。
 従来盤ではテープの開始/停止部をフェイドで処理していましたが、本作は未処理でカセット・マスターのすべてをそのまま永久保存。トラック分けも見直し、「Keyboard Solo」と「The Mule」を独立トラック化しています。
 ヴィンテージ録音ならではのテープ感がセピア色の哀愁を湛えているのに、一音一音はくっきりクリア。視覚的に喩えますと、モノクロ名作映画の「4Kデジタルリマスター」のような感じでしょうか。原音の質感を壊すことなく、そこに宿っていた情報量を限界まで引き出す。それが本作の到達点なのです。

【主役はギラン。だが真に聴くべきはジョン・ロード】
 そのファイナル・サウンドで甦る最終夜は、やはり圧巻。この日のギランは疲労のせいか、最終公演というメンタルのためか、要所でハイが出きらず、歌声自体が出てこない箇所もある。場面によってはメロディというよりセリフのような歌い方になる。しかし、それも含めてこそ1973年6月29日というドキュメント。悲壮感すらまとった「Child In Time」での歌声は、その不完全さゆえにいっそう胸を締めつけるのです。リッチーも「Child In Time」冒頭のように半ば投げやりな瞬間がありつつ、ギラリと光るプレイを不意に差し込んでくるのはさすが。
 そんな2人を差し置いて、本作で真に耳を奪われるのはジョン・ロードかもしれません。ギランとリッチーにムラがあるこの夜、ジョンは全編にわたって気を吐くプレイを連発。「Highway Star」2:30からのオルガンは心地よく歪んだ音色と切り込むような指裁きで圧倒し、「Smoke On The Water」7:15〜ではリッチーに代わって主役を張る。「Child In Time」や「Space Truckin'」でも「俺がバンドを支える」という意気込みが鬼気迫る演奏が吹き出し、「Lazy」冒頭でのオルガンのリアルさは、今回のモノラル化で完全にサウンドボードを超えた実感がある。
 その「Space Truckin’」では「ツァラトゥストラはかく語りき」や「Sunshine Of Your Love」のリフ、「Happy Birthday(この日はペイスの誕生日)」等々、これまでも最終日の聴きどころになってきたフレーズの数々がリアル・サウンドで甦る。「第II期の終焉」という事実に隠れがちですが、実はジョン・ロードの真髄が発揮されたライヴでもあったのです。

【新サウンドで感動を新たにするラスト・スピーチ】
 そんな「Space Truckin'」演奏後の絶叫、そして「Applause」冒頭でつぶやかれる"The End"??その歴史的なギランのラスト・スピーチも至高サウンドで甦っています。5分を超える地鳴りのごときアンコール要望の末にようやく姿を現したギランが、苦悩して絞り出すように語りかける最後の言葉。本作のサウンドは、その一語一語に込められたニュアンスまで克明に描ききっているのです。

"All I want to say to.... all of you, is thank you very much, you've been great. Thank you for everything you've given us in Japan. And thank you, really you're the representatives of the whole world as far as we're concerned. Thank you and God bless you for everything you've ever given us. Um, this is the last night. The end. God bless 'em. Thanks a lot. Goodnight."
「みんなに、みんなにありがとうと言いたい。君たちは最高だ。日本のファンが俺たちにしてくれたこと総てに感謝しているんだ。本当に、君たちは世界中のファンの代表なんだよ。日本のファンとの総ての想い出に、感謝と神の祝福を。そう、今日が最後なんだ。終わりだよ。本当にありがとう。さよならだ(意訳)」

 状況をつかめず一瞬呆気にとられる観客。訳も分からず盛り上がる拍手と歓声。やがてアンコールがないと悟って怒る声、女性ファンの叫び……。ギランの言葉の意味を理解できた客が、果たしてこの中にどれほどいたのか。何度となく聴き倒した名場面ではありますが、本作の鮮度とナチュラル感は、あの感動を新たにしてくれるのです。
 「もうやれる事はない。すべてやりきった」??「GRAF ZEPPELIN」がそう断じた、第II期DEEP PURPLE最終夜の最終形態。元テープから新規デジタル化し、位相修正+完全モノラル化で到達した原音の真実を極限まで引き出すサウンド。栄光と苦悩と別離が凝縮された「1973年6月29日」、これ以上はないクオリティで胸に刻んでください。

★第II期最終夜「1973年6月29日大阪厚生年金会館」の伝説オーディエンス録音を深化させた最終盤。元テープを新規デジタル化/細密補正/完全モノラル化を経て生まれたサウンドは「GRAF ZEPPELIN」をして「もうやれることはない」と言わしめる完成度。歴史的なラスト・スピーチの感動も新たになるファイナル・エディションです。

REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

★再度テープから新規デジタル化のうえ最新マスタリング!

★位相修正のうえ完全にモノ化。ライブ出だしやHighway2分台の音切れが概ね解消。

★帯域補正してますが過剰な処理はしてません。

★最初の50枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (41:28)
1. Intro.
2. Highway Star
3. Smoke On The Water
4. Strange Kind Of Woman
5. Child In Time

Disc 2 (45:31)
1. Keyboard Solo
2. Lazy
3. Drum Solo
4. The Mule
5. Space Truckin'
6. Applause
7. Ian Gillan Closing Speech

Ian Gillan - Vocals
Ritchie Blackmore - Guitar
Roger Glover - Bass
Jon Lord - Keyboards
Ian Paice - Drum

Darker Than Blue 361/362 \3,800 5月1日(金)発売

26/04/28


CHEAP TRICK - CHICAGO 1979 SOUNDBOARD(1CD)
International Amphitheatre, Chicago, IL, USA 16th June 1979 STEREO SBD

★UPGRADE!! チープ・トリックの最高傑作ライヴ盤です。

 『AT BUDOKAN』の大ヒットで全盛の扉を開いた1979年のCHEAP TRICK。その灼熱の生演奏を脳みそに流し込んでくれるサウンドボード・アルバムが登場です。
 そんな本作に永久保存されているのは「1979年6月16日シカゴ公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。このショウは以前からFM放送を起源としたエアチェックが定番となってきましたが、本作は別モノ。ごく最近になって公開された新マスターで、放送経由とは異なる流出サウンドボード録音です。
 その気になるクオリティの前に、まずはショウのポジション。当時の活動概要から振り返ってみましょう。

・1月2日〜13日:北米#1(7公演)
《2月『AT BUDOKAN』米国発売》
・1月31日〜3月9日:欧州#1(17公演)←※ROCK GOES TO COLLEGE
・3月17日〜30日:日本(12公演)
・4月7日〜8月21日:北米#2(77公演)←★ココ★
・8月25日〜9月2日:欧州#2(5公演)←※READING FESTIVAL 1979
・9月9日:イースト・トロイ公演
《9月21日『DREAM POLICE』発売》
・9月20日〜30日:北米#3(7公演)
・10月16日〜11月2日:オセアニア(9公演)
・11月27日:ホノルル公演
・12月27日〜31日:北米#4(4公演)←※AULD LANG SYNE

【FM放送すら丸く感じるシャープ&ブリリアントな新マスター】

 これが1979年のCHEAP TRICK。前後の1978年/1980年もほぼ切れ目なくライヴ三昧の日々でした。当店では幾多のバンドをアーカイヴしてきましたが、CHEAP TRICKほど膨大なステージをこなしたバンドはちょっと思いつきません。春先には早くも再来日が実現したわけですが、本作のシカゴ公演はその3ヶ月後、「北米#2」の42公演目にあたるコンサート。地元イリノイでの凱旋ステージでした。
 そんなショウを伝える本作は、猛烈に鮮やかなステレオ・サウンドボード。以前からFM放送のエアチェック・マスターがオフィシャル級と呼ばれてきたわけですが、今回の新マスターはそのどれよりもシャープで鮮烈。1音1音のエッジがキリッと引き締まっており、音色もキラキラと輝くよう。あんなに素晴らしく思えたFM放送も、本作を体験した後では丸くくぐもって感じられてしまいます。
 また、サウンドボードとは言ってもミックス卓直結系ではなく、バランスも絶品。各楽器が整っているだけでなく大歓声もほんのりとミックスされていて、まさにオフィシャル的な作品感が素晴らしい。詳しい事情は明かされていませんが、もしかしたら放送マスターの制作段階から流出したのかも知れません。

【大全盛の熱量を脳みそに注ぎ込むサウンドボード・アルバム】

 そんなブリリアント・サウンドボードで描かれるのは、ブレイクスルーの風を全身で満喫するような大充実のステージ。セット自体はFM放送と同じですが、ここでは直近の名作プロショット『READING FESTIVAL 1979(Shades 1889)』と比較しながら整理してみましょう。

●蒼ざめたハイウェイ(5曲)
・Hello There/Come On, Come On/Big Eyes/Clock Strikes Ten/I Want You To Want Me
●天国の罠(5曲)
・Stiff Competition/On Top Of The World/California Man(★)/Surrender/Auf Wiedersehen(★)
●その他(3曲+4曲)
・at武道館:Ain't That A Shame/Goodnight Now/Lookout(★)
・その他:Need Your Love/I Know What I Want/Day Tripper(★)/ELO Kiddies(★)
※注:「★」印はプロショット『READING FESTIVAL 1979』で聴けなかった曲。

……と、このようになっています。本作はCD×1枚物ではありますが、収録時間ギリギリの約80分。約40分だった『ROCK GOES TO COLLEGE』は元より、約61分の『READING FESTIVAL』さえも圧倒するボリュームです。「California Man」「Auf Wiedersehen」「Day Tripper」「ELO Kiddies」「Lookout」等々、名作プロショットにもなかった名曲群がたっぷり楽しめる。当然ながら音だけの世界ではありますが、だからこそ脳内でCHEAP TRICKが暴れているようなサウンドボード特有の没入感もある。ロビン・ザンダーの歌声もリック・ニールセンのギターも、1979年の時代感ごと頭蓋に注ぎ込まれるのです。
 『AT BUDOKAN』の大ヒットで世界が振り向いた1979年。その絶頂期の地元凱旋公演を、FM放送すら超えるブリリアントな流出サウンドボードで丸ごと体験できてしまうライヴアルバムです。どうぞ、存分にご堪能ください。
★「1979年6月16日シカゴ公演」のステレオ・サウンドボード録音。FM放送とは異なる流出系の新マスターで、従来のエアチェック盤を凌ぐシャープ&ブリリアントなサウンドが圧巻。名作プロショット『READING FESTIVAL』にない名曲群も美味しい約80分のサウンドボード・アルバムです。

★最初の50枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(79:58)
1. Intro
2. Hello There
3. Come On, Come On
4. Stiff Competition
5. On Top Of The World
6. Guitar Solo
7. Big Eyes
8. Ain't That A Shame
9. Clock Strikes Ten
10. Need Your Love
11. I Know What I Want
12. California Man
13. I Want You To Want Me
14. Surrender
15. Goodnight
16. Day Tripper
17. ELO Kiddies
18. Lookout / Auf Wiedersehen

Robin Zander - lead vocals, rhythm guitar
Rick Nielsen - lead guitars, vocals
Tom Petersson - bass, vocals
Bun E. Carlos - drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

ZODIAC 854 \2,800 5月1日(金)発売

26/04/28


BLACK SABBATH - CAPTURED LIVE 1983: PRE-FM MASTER(1CD)with New Artworks & Label Designs
plus Bonus DVDR "PRO-SHOT COLLECTION with GILLAN"* Numbered Stickered Edition Only

Live at The Centrum, Worcester, MA, USA 4th November 1983 STEREO SBD

★超高音質サウンドボード!!

 サバス史の重力特異点、『BORN AGAIN』時代。その最長/最強サウンドボードの最高峰クオリティ盤が復刻リリース決定です!
 その最高傑作に刻まれているのは「1983年11月4日ウースター公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。イアン・ギラン時代には「3大サウンドボード」が存在しますが、当店ではそのすべてを頂点マスターで永久保存アーカイヴ。本作は、その中でも最重要となる1枚です。その内容をご紹介する前に、まずは「3大サウンドボード」とは一体なんなのか、ギラン時代の活動概要と照らしながらおさらいしておきましょう。

●1983年
《8月7日『BORN AGAIN』発売》
・8月18日〜28日:欧州#1(7公演)←※READING ROCK '83
・9月13日〜10月3日:欧州#2(15公演)←※DEFINITIVE PARIS 1983
・10月17日〜11月30日:北米#1(32公演)←★CAPTURED LIVE 1983★
●1984年
・1月25日〜3月4日:北米#2(25公演)
《4月27日:DEEP PURPLE再結成》

■欧州#1:『READING ROCK '83: FRIDAY ROCK SHOW』
 『BORN AGAIN』デラックス・エディションで公式化も実現したレディング放送の最高峰盤。ギラン時代で最も有名なサウンドボードで、オフィシャル版よりも音が良く、長い。
■欧州#2:『DEFINITIVE PARIS 1983 SOUNDBOARD』
 2大頂点サウンドボード(レディング/ウースター)以外のサウンドボードをセットした1枚。クオリティ面では上記2タイトルに及ばないが、レア曲「Disturbing The Priest」「Supernaut」「Rock 'N' Roll Doctor」が聴ける。
■北米#1:『CAPTURED LIVE 1983(本作)』
 RKOラジオネットワークの名物番組によるFM放送物。上記レディング放送を超えるギラン時代最長のサウンドボードで、その最高峰盤。

【最長/最強のサウンドボードを極めた至高盤】
 いずれも必聴/必携ですが、中でも最も曲数が多く、最も収録時間が長く、音も良い頂点ライヴアルバム……それが本作なのです。古くから大定番のFMサウンドボードですが、本作のソースはそのプレFMマスター。この放送はあまりにも定番すぎて一口に「プレFM」と言ってもお粗末なものもあるのですが、本作は研究家が厳選に厳選を重ねたベスト・マスターで、それを「GRAF ZEPPELIN」が磨き込んだものです。
 そのサウンドは「完全オフィシャル級」……と申しますか、それ以上。実際、公式デラックス・エディションも凌駕してしまっている。「GRAF ZEPPELIN」マスタリングは当時のサウンドを忠実に再現するタイプで、言わば絵画/文化財の補修作業に近いもの。そのため、公式アーカイヴにありがちな無闇矢鱈な迫力稼ぎで誤魔化すのではなく、ピッチや位相、ノイズ処理などを徹底的に補正していく。あくまでナチュラル感を最大に活かしながら、細やかなディテールが浮き立つからこその鮮やかさ、立体感、ダイナミズムが素晴らしい。この精度は、いわゆるアンダーグラウンド基準ではなく、言わば高音質CDのようなレベル。つまり「モービル・フィディリティ」「ニンバス・スーパーカット」のように、いかに磁気テープに残された音を忠実にデジタル化するか、どこまで正確にCDメディアに移し込むかといった次元のサウンドなのです。

【演奏も選曲もベストな究極ライヴアルバム】
 そのサウンド以上に重要なのが長さ。レディング放送が約52分(ライヴ・パートは約50分)なのに対し、本作は約77分(ライヴ・パートは約75分)もある。しかも単に長いのではなく、最重要ナンバーをキッチリ押さえた選曲もパーフェクト。ここで、もう1つの頂点作『READING ROCK '83: FRIDAY ROCK SHOW(Zodiac 605)』と比較しながら整理しておきましょう。

●悪魔の落とし子(3曲)
・Hot Line/Zero The Hero/Digital Bitch
●その他(5曲+2曲)
・オジー時代:Children Of The Grave(★)/War Pigs/Iron Man/Black Sabbath/Paranoid
・その他:Heaven And Hell(★)/Smoke On The Water
※注:「★」印は『READING ROCK '83』では聴けない曲。

 そんなセットを綴るパフォーマンスも素晴らしい。お披露目公演だった『READING ROCK '83』もハイテンションなのですが、よりこなれているのは「北米#1」の13公演目にあたる本作の方。ツアー冒頭のように歌詞も覚えられず苦闘しているわけでもなく、最終盤「北米#2」のように声域の合わないロニー曲に苦しんでもいない。ギラン時代でも一番オイシイ時期のライヴなのです。
 時代を経るほどにカルト的な人気を高めてきたギラン時代のBLACK SABBATH。その本領はライヴにこそありました。本作は、歴代クラシックスまでも『BORN AGAIN』カラーに染めていったライヴをオフィシャル超えクオリティで味わえる永遠のサウンドボード・アルバムなのです。その最高峰マスターを執念のマスタリングで磨き込んだ頂点の中の頂点。ここに堂々の復刻です。

★「1983年11月4日ウースター公演」のステレオ・サウンドボード録音。ギラン時代最長・最強のFM放送物で、研究家厳選のプレFMベスト・マスターをGRAF ZEPPELINが磨き込んだ最高峰盤。「Children Of The Grave」「Heaven And Hell」も含むパーフェクト選曲を公式超えクオリティで堪能できる頂点作の復刻です。

REMASTERED BY GRAF ZEPPELIN

★終演後のDJパート右chでDCオフセットがありましたのでそこだけ修正。聴感上の変化はないです。(前回リリース時のメモです)

★最初の50枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(77:05)
1. DJ Intro.
2. Supertzar
3. Children Of The Grave
4. Hot Line
5. War Pigs
6. Stonehenge/Iron Man
7. The Dark/Zero The Hero
8. Heaven And Hell
9. Guitar Solo
10. Digital Bitch
11. Black Sabbath
12. Smoke On The Water
13. Paranoid/Heaven And Hell(reprise)
14. DJ Outro.

Ian Gillan - Vocals
Tony Iommi - Guitar
Geezer Butler - Bass
Bev Bevan - Drums
Geoff Nicholls - Keyboards

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

ZODIAC 856 \2,800 5月1日(金)発売

26/04/28


★特別企画

★イアン・ギラン時代の頂点となるサウンドボード・ライヴ『CAPTURED LIVE 1983: PRE-FM MASTER』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、ギラン時代のマルチカメラ・プロショットをコンプリートした映像集『PRO-SHOT COLLECTION with GILLAN』が特別に付属致します。

BLACK SABBATH - PRO-SHOT COLLECTION with GILLAN(Bonus DVDR)
‘ROCK PALACE’ The Palace, Hollywood, CA, USA 14th January 1984
PROMO CLIPS and more

 本編プレスCDは、公式デラックス・エディションのレディング・フェスティバルさえ超えるイアン・ギラン時代の頂点サウンドボード・アルバムです。そのボーナスには、ギラン時代のプロショット全集も特別にご用意しました。
 そんな本作は、数少ないイアン・ギラン時代のプロショットをコンプリートしたもの。『BORN AGAIN』時代のプロモ・クリップとライヴ・プロショット、さらに後年になってトニー・アイオミと再共演した2曲を総ざらいしたDVDRです。それぞれ詳しくご紹介していきましょう。

●BORN AGAIN時代のプロモ・クリップ(2曲・3テイク)
 まず登場するのは『BORN AGAIN』時代に製作されたプロモ・クリップ。「Trashed」と「Zero The Hero」です。ただし「Trashed」は映像が規制に引っかかったためにオリジナル版と放送版の2種が製作されました。その違いは、主に女性。このクリップは車の事故を起こした主人公がゾンビに襲われるものですが、オリジナル・クリップでは露出の高い艶めかしい女性ゾンビが大量に出演していた。その素肌が自主規制に引っかかったのか、放送版では男ゾンビだらけになっていました。放送版もギランSABBATHのライヴ映像が多いので痛し痒しなのですが、本作はその両者を含めた2曲・3バージョンをすべてコンプリートしています。
 しかも、そのどれもが最高峰バージョン。「Trashed(オリジナル)」「Zero The Hero」は放送前のマスターを使用しており、「Trashed(規制版)」もデジタル再放送のベスト・バージョンを採用している。実際、そのクオリティは絶品。どれも公式DVDにそのまま収録してもおかしくない映像美。実のところ、オリジナル版はコンピレーションのレーザーディスクとしてもリリースされた事があるのですが、本作はそれさえ上回るバージョンなのです。

●BORN AGAIN時代のライヴ・プロショット(2曲)
 続くは、貴重極まるギランSABBATHのライヴ映像。「1984年1月14日ハリウッド」で撮影されたマルチカメラ・プロショットです。この日は通常のコンサートではなく、名物TV番組“ROCK PALACE”出演のための特別パフォーマンスでした。ただし、この番組はマイムが基本。SABBATHもスタジオ・テイクをシンクロ。マイムではありますが、貴重極まるギランSABBATHのマルチカメラ・プロショットには違いありません、

●再共演時代のプロモ・クリップ(2曲)
 『BORN AGAIN』時代のプロショットは上記の4曲(5テイク)でコンプリート。それ以外にはありません。しかし、その後となると話は変わる。アイオミとギランが再共演したプロショットはあと2曲ある。本作は、その両方もボーナス収録しています。
 その1つめは1989年のチャリティ・プロジェクト“ROCK AID ARMENIA” 。このプロジェクトの発端となったのは1988年12月のアルメニア地震。死者2万5000人、避難者40万人という大災害となったわけですが、その被災者救済のためにロック界の重鎮たちが立ち上がったわけです。このプロジェクトに限らず、80年代の音楽界はチャリティ企画が花盛り。エチオピア飢饉を救うためのBAND AID(1984年)、「We Are The Wolrd」の一大ヒットとなったUSA FOR AFRICA(1985年)、20姓最大のチャリティ・コンサートLIVE AID(1985年)、HR/HM系のHEAR 'N AID(1986年)、旧ソ連の麻薬撲滅運動をサポートしたMOSCOW MUSIC PEACE FESTIVAL等々……そんなチャリティ・ブームの最終盤に登場したプロジェクトでした。この企画の目玉は、豪華ミュージシャン共演によるDEEP PURPLEの「Smoke On The Water」カバー。ギラン&アイオミだけでなく、ロジャー・テイラー&クリス・スクワイア、ポール・ロジャース、ブライアン・メイとデイヴ・ギルモア、リッチー・ブラックモア等々など。英国ロックの英雄たちの饗宴をプロショットで楽しめます。
 そして、最後に収録されているのは “ROCK AID ARMENIA”の25周年に実現したチャリティ“WhoCares” 。ギラン&アイオミを中心にしたプロジェクトで、両雄の他にジョン・ロード、ニコ・マクブレイン、ジェイソン・ニューステッド、HIMのリンデも参加した豪華メンバーの饗宴でした。“ROCK AID ARMENIA”は「Smoke On The Water」のリメイクでしたが、この時はオリジナル新曲「Out Of My Mind」「Holy Water」が書かれ、そのうち「Out Of My Mind」はクロップも製作。本作は、そのビデオ・クリップを収録しています。近年のクリップだけに超美麗なのですが、それ以上に美味しいのが曲そのもの。「Smoke On The Water」では“その他大勢の1人”でしかなかったアイオミが、ここでは完全に掌握。それこそ『FUSED』『THE DEVIL YOU KNOW』『13』のギラン版であり、『BORN AGAIN』の21世紀版を公式クオリティで楽しめるのです。

 4曲・5テイクしか存在しない『BORN AGAIN』時代のプロショットに、再共演した2曲のプロモ・クリップ。イアン・ギラン&トニー・アイオミが音を重ねたすべてのプロショットを収めきった1枚です。ギラン時代サウンドボード・ライヴの最高傑作である本編プレスCDと併せ、映像編もぜひコレクションしてください。

(36:14)

PROMO CLIPS
1. Trashed
2. Trashed (Censored)
3. Zero The Hero

ROCK PALACE
The Palace, Hollywood, CA, USA 14th January 1984
4. Digital Bitch 
5. Zero The Hero

BONUS FOOTAGE
6. Smoke On The Water (Rock Aid Armenia)
7. Out Of My Mind (WhoCares)

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.36min.

Special Bonus DVDR for limited numbered stickered edition of "CAPTURED LIVE 1983: PRE-FM MASTER"(ZODIAC 856)

26/04/28


NIRVANA - CLUB DREAMERZ, CHICAGO 1989(1CD)
Club Dreamerz, Chicago, IL, USA 8th July 1989 TRULY PERFECT SOUND

★話題沸騰の音源です。高音質!!

 『BLEACH』をリリースし、世界をひっくり返すまでのカウントダウンが始まった1989年のNIRVANA。そのブレイク前夜のステージが、話題の秘蔵アーカイヴから発掘されました。完全初登場の大元マスターが永久保存プレスCDで登場です。
 そんな本作に吹き込まれているのは「1989年7月8日シカゴ公演」。その剛力オーディエンス録音です。1989年と言えば、『VIENNA 1989(Zodiac 377)』『MANCHESTER 1989(Zodiac 200)』といったプレス名盤も定番ですが、本作はさらに遡った初期の記録。どれほどの初期なのか、まずは当時のスケジュールを俯瞰しながらポジションを確かめてみましょう。

《1月24日『BLEACH』完成》
・1月6日〜2月25日:北米#1(6公演)
・4月1日〜26日:北米#2(4公演)
・5月26日〜6月10日:北米#3a(3公演)
《6月15日『BLEACH』発売》
・6月16日〜10月13日:北米#3b(33公演)←★ココ★
・10月23日〜12月3日:欧州(37公演)←※VIENNA 1989他

【話題の"ジェイコブス・コレクション"を知らしめた秘宝】
 これが1989年のNIRVANA。それまで細かいギグを重ねていましたが、『BLEACH』発売を契機として一気に活動を本格化。本作のシカゴ公演は、そんな『BLEACH』リリースからわずか1ヶ月も経っていない「北米#3b」の16公演目でした。
 そんなショウを記録した本作は、話題沸騰の"アダム・ジェイコブス"氏コレクションから飛び出した大元マスター。ジェイコブス氏は1984年から40年以上にわたり、シカゴのクラブ・シーンをテープレコーダーひとつで記録し続けてきた人物です。「週に何度かライヴに行くなら、ついでに録っておこう」??その気負いのない姿勢で蓄積された録音は1万本を超え、インディー・ロックからパンク、時にはヒップホップまで、シカゴの地下音楽史がそっくりそのままカセットに封じ込められています。
 近年、体調面から現場での録音を引退したジェイコブス氏でしたが、テープが朽ちてしまう前にとインターネット・アーカイブへの寄贈を決意。2024年末からボランティアの手でデジタル化が進行中で、現在までに約2,400件がデジタル化されたそう。本作は、その途方もないアーカイヴから浮上したNIRVANA篇。"ジェイコブス・コレクション"の代名詞ともなり、全世界にその衝撃を広めている初登場ライヴアルバムなのです。

【サウンドボードさえ凌駕する極太&ド密着サウンド】

 もちろん、単に貴重なだけでは衝撃ではない。実際に耳に飛び込んでくるサウンドが凄まじいのです。録音自体は以前から知られていましたが、大元マスターは長さもサウンドも大幅アップグレード。パッと聴くと壁となった轟音にも感じるのですが、これは恐らく録音による歪みではなく出音そのもの。実際、塊のような演奏に割って入るヴォーカルは一言一言までくっきりとしていて鮮明ですし、不釣り合いなほど綺麗に通っている。現場に轟くノイズ芸術を正確に記録しているのです。
 そして、そのダイレクト感はサウンドボード以上。当店では本物サウンドボード・アルバム『VIENNA 1989』が愛されておりますが、本作はあの名作よりもオンで力強いくらい。"Club Dreamerz"という箱の物理的な狭さが、録音法の次元を超えた体感密度をもたらしているのです。

【本生100%のBLEACHとなる灼熱のステージ】
 そんな極太リアル・サウンドで描かれるのは、ステージ・テンションで爆上げされた『BLEACH』。当店お馴染みの『VIENNA 1989』と比較しながら整理してみましょう。

●ブリーチ(9曲)
・School/Floyd The Barber/Love Buzz/Mr. Moustache(★*)/Paper Cuts(★*)/About A Girl/Scoff/Negative Creep/Blew
●その他(2曲+2曲)
・シングル:Big Cheese(*)/Dive
・その他:Polly(★)/Spank Thru
※注:「★」印は『VIENNA 1989』で聴けなかった曲。「*」印は『NEVERMIND』リリース以降に演奏しなくなった曲。

……と、このようになっています。全14曲中、『BLEACH』収録曲が9曲。発売からまだ1ヶ月にも満たないファースト・アルバムのナンバーを片っ端から叩きつけるような構成は、まさにデビュー作の生々しい初期衝動そのもの。『VIENNA 1989』では聴けなかった「Mr. Moustache」「Paper Cuts」は、いずれも『NEVERMIND』以降のセットからは姿を消してしまったレパートリーで、この時期でなければ体験できません。
 また、後にアルバム『NEVERMIND』に収録される「Polly」がすでにセット入りしている点も見逃せない。1989年6月下旬から演奏され始めており、本作は初演から2週間ちょいといったところ。大名盤に繋がる萌芽がクラブの空間に芽吹いているのです。
 膨大な録音により「シカゴ文化の重要な人物」とまで呼ばれている"アダム・ジェイコブス"氏。そのコレクションのスゴ味を全世界に知らしめた衝撃ライヴアルバムです。『BLEACH』リリースからわずか1ヶ月足らずの初期衝動をサウンドボードすら凌ぐ極太サウンドで脳みそに叩きつけてくる衝撃盤。どうぞ、存分にご体験ください。

★「1989年7月8日シカゴ公演」の完全初登場オーディエンス録音。話題沸騰の"ジェイコブス・コレクション"から発掘された秘宝で、『BLEACH』発売からわずか1ヶ月足らずという灼熱の現場を体験できる。サウンドボードを凌ぐ極太ダイレクト・サウンドで初期衝動を脳みそに叩き込む衝撃盤です。

★最初の50枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

(46:46)
1. Intro
2. School
3. Floyd The Barber
4. Love Buzz
5. Mr. Moustache
6. Paper Cuts
7. Polly
8. Big Cheese
9. Spank Thru
10. Dive
11. About A Girl
12. Scoff
13. Negative Creep
14. Blew

Kurt Cobain - Guitar, Vocals
Krist Novoselic - Bass
Chad Channing - Drums
Jason Everman - Guitar

ZODIAC 855 \2,800 5月1日(金)発売

26/04/28


ERIC CLAPTON - FERRARI MASERATI FESTIVAL 2002 DAT MASTER(2CD)

Brands Hatch Racing Circuit, West Kingsdown, Kent, England 3rd August 2002 ULTIMATE SOUND(from Original Masters)

★録音者提供 超高音質!!

【レーシングカーメーカーのイベントに出演した珍しいコンサート音源の大元マスターが登場!!】

 今回、エリック・クラプトンの秘蔵音源でお馴染みのイギリス在住重鎮テーパーから、2002年8月3日にイギリス、ウェストキングズダウンにあるブランズ・ハッチ・レーシング・サーキットで開かれた「フェラーリ・マセラッティ・フェスティバル」に出演した際のステージを極上のステレオ・オーディエンス録音で完全収録した大元マスターが送られてきました!カーレース好きで、ご本人もスーパーカーを何台も所有するクラプトンならいかにも引き受けそうな仕事でした。

 この日の音源には既発盤は存在しますが、大元マスターであることによる過去最高音質である上に、マスターに起因するKnock On Woodにおける、恐らくは会場のPAスピーカーのガリと思われる「ギリ」というノイズを当店にて緩和し(元々それほど気になりませんが)、さらに全体的に高音域がキツ過ぎるので抑えてリマスターしました。そのため、より聴きやすく「極上」にさらに磨きをかけるクオリティとなりました。

 録音自体はまさしく最前列付近の関係者席で行われたのではないかと推察させるとんでもないハイクオリティです。

 このイベントはメンバーとセットリストがこの時だけのレアなことで魅力があり、クラプトンが毎年大晦日に開いていたチャリティイベント「ニュー・イヤーズ・イヴ・ダンス」に通じるような趣きのステージでした。これに際し、クラプトンは地元イギリスの旧知のミュージシャンを集めて臨みました(彼らは「ニュー・イヤーズ・イヴ・ダンス」のハウスバンドのメンバーでもあります)。そこにさらに79年〜84年までクラプトンバンドに在籍していた超絶テクのギタリスト、アルバート・リーが飛入り参加したのです。このイベント後にアルバート・リーがクラプトンのファンサイトWhere’s Eric!に語ったところでは、いきなり参加してくれと言われてステージに上がったようで、リハーサルも何もしていなかったとのこと。それでこのサポートができるのですから、やはり彼は凄いギタリストですし、クラプトンとの相性もバッチリだったのでしょう。彼とクラプトンの久々の共演が聴けるだけでもギターファンには嬉しいですが、プロコル・ハルムを率いていたゲイリー・ブルッカーの「青い影」にクラプトンが色を添えるなんて瞬間もワクワクするものです。その全編が極上のステレオ・オーディエンス録音で収録されています。クラプトンが普段のツアーでは演奏しないレアなナンバーが目白押しの上に、スタンダードにもなっているソウルやロックンロールで彼がどんなプレイをしているのかを確認していただくのも面白いと思います。

 過去最高音質のレアイベントの大元マスター。是非ご鑑賞ください。

【休養十分なこの年のバイタリティをそのまま体現した豪華でレアなメンバーによるワン・アンド・オンリーなライブ】

 さて、それではここで、このコンサートが行なわれた2002年がクラプトンにとってどのような意味合いを持っていたのかをおさらいしてみましょう。
・2002年6月3日:ロンドン、バッキンガム宮殿にて行われた、エリザベス女王の戴冠50年を祝う祝祭コンサートに参加
・2002年8月3日:イギリス、ウェストキングズダウンにあるブランズ・ハッチ・レーシング・サーキットで開かれた「フェラーリ・マセラッティ・フェスティバル」に出演。 ←★本作★
・2002年10月6日:ロサンゼルスのUCLAロイス・ホールで行われたカール・ウィルソン基金によるベネフィットコンサートに出演。ブライアン・ウィルソンと共演する
・2002年10月19日:米ワシントン、BETスタジオ2で開かれた「第8回BET (Black Entertainment Television)ウォーク・オブ・フェイム」に出演。この模様は後日BETチャンネルで放映された
・2002年11月29日:イギリス、ロイヤル・アルバート・ホールで行われた「物質社会基金」のベネフィット・コンサートを主催して出演
・2002年12月14日:イタリア、ボローニャで行われたフェラーリ主催のクリスマスコンサート「ヴィクトリー・コンサート」にダーニ・ハリスン、ゲイリー・ブルッカーを含むイギリス人バンドで出演
・2002年12月20日:イギリス、ダンズホールドで行われたゲイリー・ブルッカー主催の地域振興のチャリティコンサートにゲスト出演
・2002年12月31日:イギリス、サリー州ウォーキングで恒例の「ニュー・イヤーズ・ダンス・イヴ」を開催

 こうして見ていただくと、スポットのチャリティ・イベントばかりだったという年でした。言い換えれば、この年のクラプトンは完全オフで、このイベントもスポットの仕事だったわけです。それだけに仲間をフィーチャーして彼自身も楽しみながらも、自らの真髄をここぞとばかりに披露しているのが聴きどころと言えるでしょう。

 セットリストについては、「ニュー・イヤーズ・イヴ・ダンス」同様、クラプトンの持ち歌もセットインしていましたが、ここではブルッカーを引き立て、プロコル・ハルム時代の名曲からブルース、ロックンロール、ソウルのスタンダード、トラッドナンバーで構成されていました。それでも聴こえてくる手堅いバッキングや歌心溢れるソロを聴くと、クラプトンの存在感は絶対的です。 ブルースナンバーはクラプトンのレパートリーでもありましたから、これぞクラプトンというブルージーなプレイが聴けますし、Gin House では、99年の来日公演時のような怒涛のソロが聴け、クラプトンファンを十分楽しませてくれます。クラプトンのプレイで演奏のクオリティが一気に高まる様は、聴いていてゾクゾクします。リードボーカルは、クラプトンのほか、ゲイリー・ブルッカーとアンディ・フェアウェザー・ロウが分け合っています。クラプトンは、いくらフェスティバルとは言え、流すことなどない、いつものハイテンションでプレイしています。

【重鎮テーパーのマスターならではの高音質】

 これまで数々のクラプトンのレア音源のマスターを提供してくれている重鎮テーパーですが、本作のマスターは、まるで目の前でバンドが演奏しているようなこの音質がほんと凄いです。録音に使用したのが上級機材と高性能マイクだったことに加え、レーシング・サーキットという珍しい場所に響き渡るサウンドを最前列で捕らえた結果でしょう。何せ地元のイギリスでのイベントとなれば、重鎮テーパーの意地もあったでしょうから。本作を聴くと、この温かく豪華だったこのコンサートを体験して見たかったなあと心から思います。そんな日本人の我々が観に行くことが叶わなかったコンサートをこれほどのリアリティで届けてくれた重鎮テーパーに感謝です。当店が入手した大元の極上マスターからのリリースとなりますので、どうぞお早めのオーダーをお願い致します。

★最初の50枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc:1 (62:09)
1. Intro
2. Knock On Wood
3. Reconsider Baby
4. Can't Judge A Book
5. Blue Monday
6. Sweet Little Rock 'N Roller
7. Third Degree
8. Paradise (Half as Nice)
9. Dust My Broom
10. Knockin' On Heaven's Door
11. Good Golly Miss Molly
12. You Win Again
13. Got My Mojo Working
14. Hoochie Coochie Man

Disc:2 (48:10)
1. Mary Ann
2. Whole Lotta Shakin'
3. Gin House
4. Cocaine
5. Whiter Shade Of Pale
6. Five Long Years
7. Little Queenie
8. Shake, Rattle, and Roll

Eric Clapton - guitar, vocals
Gary Brooker - piano, vocals
Andy Fairweather Low - guitar, vocals
Albert Lee - guitar
Dave Bronze - bass
Henry Spinetti - drums

Beano-335 \3,800 5月1日(金)発売

26/04/28


ERIC CLAPTON - AMSTERDAM 2026 THE VIDEO(DVDR)
Ziggo Arena, Amsterdam, Netherlands 24th April 2026 AMAZING SHOT!!!

★ツアー初日の最高品質映像!!!

【2026年最新ヨーロッパツアー初日の極上オーディエンスショット映像が早くも登場!】

 今月にスタートしたエリック・クラプトンの最新ヨーロッパツアー。4月20日、21日の地元サリー州ギルフォードでのウォームアップ・スモールギグを経て、初日となった4月24日オランダ、アムステルダム公演を極上のオーディエンスショットで完全収録した映像が早くも登場です!まさか、もう初日のステージがこんなクオリティの高い映像で観れるとは・・・、驚きでしかありません。アングルは、ドーム会場のステージに向かって左45度あたりの2階スタンド席からのショットです。前方には何も障害物はなく、クラプトンを中心に臨場感たっぷりに収録しています。最大のアップではクラプトンのウェストアップ(顔のアップかも)。クラプトンのストラトの超アップもあります。いつもどおり、ソロをとるメンバーにもアングルを向け、時に引きのステージ映像を交えたりとバラエティに富んだショットでまったく飽きることがありません。クラプトンのルックスは、幾分髪をさっぱりし、ベージュのシャツにグレーのスーツという出で立ち。相変わらず81歳とは思えぬダンディさです。音声も良好なステレオ・オーディエンス録音で問題ありません。ステージにスタンバイしたところからアンコールの終演までをコンプリートで収録しています。とにかく皆さんに逸早く観ていただきたい極上映像なので、今週速攻リリースと致します。クラプトンの衰えぬパフォーマンス、是非ご覧ください。

【さすがクラプトン、セットリストの変更が魅力!】

 大方の予想では、昨年のツアーのセットリストをまんま踏襲するのでは?とのことでしたが、さすがクラプトン、ステージ前半にファンを惹きつけるような楽曲とアレンジを配してくれました。オープニングはBadgeなのですが、何とスタートはブリッジ部のアルペジオからという意外な出だし。こんなパターンは初めてです。ドイルのソロを経て、通常の頭に戻るという面白いアレンジです。もちろんクラプトンもしっかりソロをかましてます。2曲目、3曲目のブルースで「ああ、いつもどおりだね。」と思いきや、何と次曲は80年のイギリスツアー以来46年ぶりとなるIf I Don’t Be There By Morning!久しぶり過ぎて多少ぎこちなさのあるクラプトンの姿が面白いです。恐らく予定していたエンディングをクラプトン自身が忘れてしまったようで、苦笑いしています。それをドイルがソロでうまく繋ぎます(クラプトンは苦笑いのまま)。それ込みでも、この曲、この演奏、いいです!そして前半の締めは十八番のI Shot The Sheriff。後奏のソロは、指もよく動き、ギターがよく歌っています。そしてアコースティックセットへ。これ以降は前年のツアーを踏襲する構成となっていますが、クラプトンのソロは二つと同じプレイはないので、じっくり見入っていただきたいところです。Laylaでは、ネイザン・イーストがいつものエレアコベースではなく、本格的なウッドベースを弾いてます。後半のエレクトリックセットのスタートをTearing Us Apartという躍動的なナンバーにしたのは大正解。一気にバンドが活気づき、その勢いを駆ってOld Loveのエモーショナルなプレイ、Crossroads、Little Queen Of Spadesでの弾き倒し、大団円のCocaineへと続いていきます。アンコールはお馴染みのBefore You Accuse Me。盤石のパフォーマンスで初日を終えます。
 精力的にヨーロッパツアーを開始したクラプトンの、初日の極上映像です。81歳の高齢でも元気にプレイを続けるクラプトンの姿を目に焼き付けていただき、以降の公演にもご期待ください。

01. Badge
02. Key To The Highway
03. Hoochie Coochie Man
04. If I Don’t Be There By Morning
05. I Shot The Sheriff
06. Kindhearted Woman
07. Nobody Knows You When You’re Down And Out
08. Golden Ring
09. Layla
10. Tears In Heaven
11. Tearing Us Apart
12. Old Love
13. Crossroads
14. Little Queen Of Spades
15. Cocaine
16. Before You Accuse Me

Eric Clapton - guitar / vocals
Doyle Bramhall II - guitar / vocals
Chris Stainton - piano / keyboards
Tim Carmon - Hammond / keyboards
Nathan East - bass / vocals
Sonny Emory - drums
Katie Kissoon - backing vocals
Sharon White - backing vocals

COLOUR NTSC Approx.114min.

Uxbridge 2822 \1,800 5月1日(金)発売

26/04/28


PAUL McCARTNEY & WINGS - WINGS OVER EUROPE: THE BRUCE McMOUSE SHOW WITHOUT MOUSE(DVDR)

★ Wings No Mouse Show! ネズミの駆除は完了しました!

オリジナル・ウイングスのライブ映像として発掘されたと世界中のマニアが感激した『THE BRUCE McMOUSE SHOW』…と言いたいところですが、文字通り舞台裏のネズミのアニメと絡むという構成がライブシーンを分断する結果になっていたのと、何より時代を感じさせる映像が否めなかった。

そこで曲間のネズミとの場面を省き、なおかつ「Seaside Woman」込で72年のライブ・レパートリーだけにまとめ直したのが売り切れて久しい『WINGS OVER EUROPE』DVDでした。

しかし、今回は『THE BRUCE McMOUSE SHOW』の全演奏シーンを網羅しつつも、それでいて実際のライブ演奏順に並べ替えました。よってオープニングの「Big Barn Bed」から今回は始まりますが、音声の方も口パクから『WINGS OVER EUROPE』CD収録のニューキャッスルのライブ音声に差し替え。

さらに曲間にあったネズミとのやりとりは完全にカット。しかし、そうした場面カットするのは当たり前というもので、今回は演奏中に現れたネズミの場面や台詞といった演出を徹底的にカット!

例えば「Eat At Home」や「Bip Bop」では演奏を邪魔するレベルで何度もネズミが登場しますが、そこを今回は実に巧みで緻密な編集、つまりウイングスの場面をはめ込むことで排除。これが他のカットからの流用とは思えないほど自然にハマっている。それどころか当初からこのような状態のライブ映像だったのでは?と錯覚しそうになるほど。

当然「The Mess」のエンディングで登場するネズミとの絡みもキレイさっぱり排除。おまけに音声も『WINGS OVER EUROPE』CDから被せ直しています。もちろん「Blue Moon Of Kentucky」で文字通り青い月と戯れるネズミもお払い箱。それらで聞かれたネズミの台詞さえも葬り去ることに成功しました!

映画自体は当初72年のライブ映像で作り上げようとしたものの、もっとクローズアップのショットが欲しい、さらには曲を紹介する場面も必要とのことから73年に行われたポストプロダクションの際に撮影されたのが例の口パクの二曲でした。
そこでオープニングの「Big Barn Bed」だけでなく、リンダの「Seaside Woman」はこれまた『WINGS OVER EUROPE』CD収録のフローニンゲンのライブ音声に差し替え。『THE BRUCE McMOUSE SHOW』不自然さの一つであった「ライブ映像の間に口パクが二曲もある」を解消。

こうして今回は『WINGS OVER EUROPE』CDの音声を最大限活かしていますが、この編集によって実際の映画ではタイトルバックと共にフェイドアウトしていたフィナーレ「Long Tall Sally」も演奏と映像の両方で最後まで見通せる仕上がり。
最後にボーナスとして数年前にYouTube上に現れた72年ツアーの8mm映像『EAT AT HOME ON TOUR』の手振れ補正を行った上で収録。特にカラー8mm映像のパートでは手ブレが激しかったので、これによって驚くほど見やすくなっています。

その念入りな編集によって、確かに貴重なライブ映像ではあったけど、アニメの絡みはいらない…と感じていたマニアの留飲を下げる見事な仕上がりに驚き。ネズミの駆除は完了しました!

(51:39)
1. Paul's Intro/Opening Credit
2. Stage Intro
3. Big Barn Bed (Live Version)
4. Eat At Home
5. Bip Bop
6. Blue Moon Of Kentucky
7. The Mess
8. I Am Your Singer
9. Seaside Woman (Live Version)
10. Wild Life
11. My Love
12. Mary Had A Little Lamb
13. Maybe I'm Amazed
14. Hi, Hi, Hi
15. Long Tall Sally

BONUS FOOTAGE
16. Eat At Home On Tour (Stabilized)

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.52min.

Uxbridge 2820 \1,800 5月1日(金)発売

26/04/28


PAUL McCARTNEY & WINGS - ONE HAND CLAPPING AI REMASTER(DVDR)
Filmed at EMI Recording Studios, London, England 26th August - 9th October 1974

★これは驚異!!見違えるほど、綺麗です。

 VHS時代からウイングスのレア映像だった『ONE HAND CLAPPING』は晴れて2024年に公開&放送されたものの、未だにソフト化が実現せず。そこを突いてリリースされた大ベストセラーが『ONE HAND CLAPPING DEFINITIVE EDITION』でした。
 この映像に関しては、ビデオからフィルムに変換された「キネコ」状態の画質が一重に公開の足かせとなっておきながら、何故か2024年に劇場公開が実現し、その反面ソフトではリリースされないという不思議な現状が続いています。
 だからこそ『ONE HAND CLAPPING DEFINITIVE EDITION』が大人気となっている訳ですが、あの画質がマニア以外には未だに戸惑いの元になっているのも事実。マニアなら『ONE HAND CLAPPING』がああいう画質であることは刷り込まれている訳ですが、そうでない人たちには、やはり荒い画質である感が否めない。

 そこで今回も日本で放送されたバージョンを元にAIを用いて画質をリマスターしたのが今回のバージョン。なるほど、この映像特有の粗さが収まって現在の大画面テレビ映えしそうな画質に生まれ変わりました。
 よってマニアには『DEFINITIVE EDITION』をおすすめしておきますが、数年前の『BEATLES: GET BACK』を始めとして近年の画質や4Kリマスターになれた世代なら、こちらの方が見やすく感じるはず。
 何なら劇場公開するときに、これくらい映像をお化粧直ししてくれてもよかったものを…と、今回のバージョンを見て痛感されるのではないでしょうか。それほどこの映像特有の粗さが見事に現代の技術で解消された仕上がりとなっています。

 さらに今回のリリースでは、いくつかの曲で語りが曲に食い込んでしまっていた個所を解消。元がドキュメンタリータッチな作りだったから仕方ないとはいえ、いくつかの個所では演奏やポールの歌を押しのける形でコメントが入ってしまっていた。
 まず「Bluebird」は間奏後にポールのコメントが入りますが、映像の公開と同時にリリースされた音源を被せることで、演奏に邪魔が入らなくなりました。これで同じようにポールが歌い出した途端に彼のコメントが被さってしまうエンディング「Baby Face」も邪魔なく聞き通せる状態に。 
 ところが、このままですと日本放送版ですのでコメントが消えても字幕が表示されてしまう。そこで各コメントが入る場面には字幕が入らないバージョンの映像に差し替えるといった編集を徹底。特に「Bluebird」はこの作業の成果がめざましく、これは当初からコメントや字幕が入らない状態であったのでは?錯覚しそうなほどなめらかに生まれ変わりました。

 このように『ONE HAND CLAPPING』、さらにはおまけの『BACKYARD』それぞれの持病であった画質の粗さをAIでスッキリ解消し、さらにはコメントにも邪魔されない、見やすく聞きやすく生まれ変わったバージョンが今回のリリース。
 そして今回は『ONE HAND CLAPPING』と『BACKYARD』それぞれの冒頭における現在のポールによる紹介シーンまでも収録されており、さらに楽しめる仕上がりとなっています!

(66:47)
1. Paul's Intro
2. Intro [One Hand Clapping]
3. Jet
4. Soily
5. C Moon / Little Woman Love (dialog erased)
6. Maybe I'm Amazed (dialog erased)
7. My Love
8. Bluebird
9. Suicide
10. Let's Love
11. All Of You
12. I'll Give You A Ring
13. Band On The Run
14. Live And Let Die
15. Nineteen Hundred And Eighty Five (dialog erased)
16. Baby Face (dialog erased)

THE BACKYARD SESSION

17. Paul's Intro
18. Blackpool
19. Twenty Flight Rock
20. Peggy Sue
21. I'm Gonna Love You Too
22. Sweet Little Sixteen
23. End Credits

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.67min.

Uxbridge 2821 \1,800 5月1日(金)発売


26/04/28


DAVE MASON - THE MIDNIGHT SPECIAL 1975(DVDR)
Ep 106 7th February 1975

Hosted by Dave Mason with special guest appearances by The Kiki Dee Band, The Average White Band, The Crusaders, and Wolfman Jack.

 ヒットシングルがなくとも1975年当時のデイヴ・メイスンはアリーナを満員に出来るほどの人気を誇っていました。そこに目を付けたのがテレビ番組『MIDNIGHT SPECIAL』。75年初頭の放送で彼の出演をオファー。文字通りメイスン・スペシャルと呼べる回が実現したのでした。
 この回の放送は以前からメイスンの演奏パートだけが分割アップロードされる形でyouTube上に公開されていましたが、肝心の番組全体はメンバーオンリーの公開となってしまっている。メイスンが亡くなった今こそ、この放送をフルで見たいというもの。

 75年の2月に実現した放送時のバンドはベースが後にジャクソン・ブラウン長年のベーシストとなるボブ・グラーブ以外は後の『CERTIFIED LIVE』の布陣ですが、この後マイク・フィニガンが一時的に抜けるなど、あの鉄壁の布陣に仕上がるまではまだ時間を要します。
 そんな時期のバンドを『MIDNIGHT SPECIAL』は余すところなく捉えてくれている。特に秀逸なのが「Bring It On Home To Me」や「Every Woman」のハーモニー・パートになると、メイスンだけでなくフィニガンやジム・クリューガーも一緒に捉えたカメラ割りが秀逸。
 それでいてギターソロは『CERTIFIED LIVE』ほどクリューガーの比重が大きくなく、「All Along The Watchtower」や「Only You Know And I Know」では、メイスンならではのファイアーバードを使ったリードギターをたっぷり見ることができる。

 放送前半ではメイスンのステージの横でオーケストラが待機しているのが不思議な光景に映りますが、それもそのはず「You Can't Take It When You Go」ではオーケストラが演奏に加わった豪華な共演まで実現。『MIDNIGHT SPECIAL』側がメイスンを特別待遇していた様子が伺えます。
 さらに他の出演者がまた豪華。キキ・ディー、アヴェレージ・ホワイト・バンド、そしてラリー・カールトン在籍時のクルセイダーズという見事なラインナップ。もっともカールトンがソロを弾きまくる「Stomp And Buck Dance」に限って画面がサーモグラフ状態の演出が施されてしまったのは時代を感じさせますが。

 当然、こうした出演者を紹介するのが他ならぬメイスン。そこでは非常にリラックスした表情で各アーティストを紹介。キキ・ディーの時は最初の紹介ということから言葉に詰まってしまいますが、そこでも慌てることなく、むしろおどけて笑いを取る余裕がお見事、何なら「トークもいけたんじゃ?」と思わせるほど見事なメイスンの司会ぶりはYouTube上ですとメンバーオンリーの公開ですので、こうして手軽に見られるのは大きい。
 そして終盤は再びメイスンのステージに戻り、リトル・リチャードのカバー「Lucille」では彼とクリューガーのギターバトルまで炸裂。正に絶頂期のメイスンを捉えた貴重ライブ映像な上に、さらに貴重な彼のトークまで見られる超貴重映像を最高画質で!

1. Intro
2. Dave Mason - World In Changes
3. Dave Mason - Bring It On Home To Me
4. Dave Mason - All Along The Watchtower
5. Dave Mason - Every Woman
6. Dave Mason - You Can't Take It When You Go
7. The Kiki Dee Band - You Need Help
8. The Kiki Dee Band - Little Frozen One
9. Average White Band - Got The Love
10. Average White Band - Work To Do
11. Dave Mason - Only You Know And I Know
12. The Crusaders - Double Bubble
13. The Crusaders - Stomp And Buck Dance
14. Average White Band - Nothing You Can Do
15. Dave Mason - Lucille
16. Dave Mason - Band Introductions
17. Dave Mason - Feelin' Alright (Closing/Credits)

Dave Mason - guitar, vocals
Jim Kreuger - guitar
Mike Finnegan - keyboard
Bob Glaub - bass
Rick Jaeger - drums

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.68min.

Uxbridge 2817 \1,800 5月1日(金)発売


26/04/28


BAY CITY ROLLERS - THE MIDNIGHT SPECIAL 1977(DVDR)
Episode 230 12th August 1977

 数々の秘宝映像を残したアメリカの伝説番組"The Midnight Special"。そのBAY CITY ROLLERS特集回が究極クオリティ版でリリース決定です。
 "The Midnight Special"は、まさに伝説の音楽番組でした。1972年8月から1981年3月までNBCで放送された深夜番組で、70年代のスター達の秘宝映像を放送。個性的な番組内容も相まって、アーカイヴ映像は現在でも秘宝扱いとなっている音楽バラエティの傑作番組です。

【話題のオフィシャル発掘で甦る70年代のお宝映像】
 最大のポイントは、生演奏主体であること。70年代初期の音楽番組と言えば、マイムが当たり前。生演奏は収録の手間がかかる上に事故も起こりやすく、時間も読めないので敬遠された時代でした。そんな中で"The Midnight Special"は番組独自の生演奏にこだわって人気を博しました。この点は時が経つほどに重要視されるようになり、70年代に旬を迎えていた輝ける映像が大量に残されることになったのです。
 そんな伝説番組ですが、実は50年の時を超えた現在、再び脚光を浴びています。その原因は最高峰マスターの発掘。番組の公式チャンネルがアーカイヴ映像を次々と公開し始めたのです。そして、そのクオリティが衝撃! 本家本元の所蔵マスターだけあって、これまで知られてきたどんなマスターよりも美麗。もちろん、照明やセットには70年代の時代感が宿っていますが、劣化ゼロで瑞々しい鮮度には50年の時間が存在しなかったかのように美しいのです。

【BAY CITY ROLLERSの司会で綴る豪華出演陣の67分間】
 そんな話題の発掘シリーズの中でも、本作は"1977年8月12日"に放送された「Episode 230」。BAY CITY ROLLERSがホストを務めた特集回をDVD化したものです。BAY CITY ROLLERSがメインではあるのですが、他にもジミー・ウェッブやイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー等も出演。全15曲に及ぶ貴重なライヴ映像(+α)を約67分に渡って楽しめるのです。
 番組は様々なアーティスト達が曲単位で入れ替わっていく構成ですが、ここではそれぞれまとめて整理しておきましょう。

●BAY CITY ROLLERS(4曲)
・青春に捧げるメロディー:Yesterday's Hero
・恋のゲーム:You Made Me Believe In Magic/It's A Game/Love Fever
 まずは本作でホストも務めるBAY CITY ROLLERS。この番組が放送されたのは『恋のゲーム』リリースの翌月。プロモーションのための出演で、新作からの3曲をメインに、前作のリード・シングル「Yesterday's Hero」を披露しています。
 ホストにしては曲数がやや少なめではありますが、各アーティストの紹介で頻繁に登場。なんともTV慣れしたコメントや司会ぶりは、さすが当代きっての世界的アイドルです。

●ジミー・ウェッブ(6曲)
・エル・ミラージュ:Mixed-Up Guy/The Highwayman
・その他:Wichita Lineman/By The Time I Get To Phoenix/Worst That Could Happen/MacArthur Park
 そんなBAY CITY ROLLERS以上にフィーチュアされているのは、実はジミー・ウェッブ。いつもの"The Midnight Special"はホスト役のアーティストが一番多く演奏するのですが、この回では中盤にウェッブの特集コーナーが設けられており、ホストを超える6曲が披露されています。
 当時のウェッブは6枚目のソロアルバム『EL MIRAGE』リリースから約3ヶ月。新曲「Mixed-Up Guy」「The Highwayman」だけでなく、様々なアーティストに提供してきた代表曲を披露。グレン・キャンベルがヒットさせた「Wichita Lineman(ウィチタ・ラインマン)」「By the Time I Get to Phoenix(恋はフェニックス)」やブルックリン・ブリッジのシングル「Worst That Could Happen(恋のハプニング)」、リチャード・ハリスの「MacArthur Park(マッカーサー・パーク)」……いかに多くの名曲を生み出してきたのか、見せつけるような豪華セレクションです。

●その他(5曲+α)
・イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー:It's Sad To Belong/Soldier In The Rain
・KC & THE SUNSHINE BAND:Keep It Comin' Love
・ロジャー・ダルトリー:One Of The Boys(PV)
・ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA:Telephone Line
・ホイト・アクストン:再編集による特集コーナー
 この回はBAY CITY ROLLERSとジミー・ウェッブが2本軸で、他はわりと雑多。『DOWDY FERRY ROAD』時代のイングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーは2曲ですが、他は1曲ずつです。
 ロジャー・ダルトリーはPVが流れ、ホイト・アクストンは過去出演の再編集による長尺の特集コーナーだったりしますが、KC & THE SUNSHINE BANDとELECTRIC LIGHT ORCHESTRAは独自のライヴ・シーンが楽しめる。1977年のELOと言うと『OUT OF THE BLUE』かと思いきや、当時はまだ発売直前。ここでは前作の「Telephone Line」を演奏しています。

 以上の多彩な出演陣による全15曲+αの秘宝集です。アイドル全盛のBAY CITY ROLLERSがTV慣れした司会ぶりで番組を回し、6曲もの大特集で名ソングライターの底力を見せつけるジミー・ウェッブ、さらにはKC & THE SUNSHINE BANDやELOのライヴ・シーンまで楽しめる。「1977年」の輝きが凝縮された約67分間です。どうぞ、オフィシャル発掘のベスト・マスターで存分にお楽しみください。

★伝説の音楽番組"The Midnight Special"のBAY CITY ROLLERS特集回を究極クオリティの公式発掘マスターでDVD化。『恋のゲーム』時代のBAY CITY ROLLERSがホストを務め、6曲大特集のジミー・ウェッブやKC & THE SUNSHINE BAND、ELO等も楽しめる約67分の秘宝映像です。

1. Bay City Rollers - You Made Me Believe In Magic
2. Intro
3. KC & The Sunshine Band - Keep It Comin' Love
4. Roger Daltrey - One Of The Boys [Music Video]
5. Electric Light Orchestra - Telephone Line
6. England Dan & John Ford Coley - It's Sad To Belong
7. Bay City Rollers - Yesterday's Hero
8. Introduction To Jimmy Webb Hits Medley
9. Jimmy Webb - Wichita Lineman
10. Jimmy Webb - By The Time I Get To Phoenix
11. Jimmy Webb - Worst That Could Happen
12. Jimmy Webb - MacArthur Park
13. Hoyt Axton Tribute
14. Billy Braver [Comedy Segment]
15. Jimmy Webb - Mixed-Up Guy
16. Bay City Rollers - It's A Game
17. England Dan & John Ford Coley - Soldier In The Rain
18. Jimmy Webb - The Highwayman
19. Bay City Rollers - Love Fever (Closing/Credits)

PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.67min.

Uxbridge 2818 \1,800 5月1日(金)発売

26/04/28


GRAHAM NASH with DAVE MASON - SETON HALL UNIVERSITY 1973(1CDR)
Walsh Auditorium, Seton Hall University, South Orange, NJ, USA 30th September 1973 TRULY PERFECT SOUND

 JEMSがグレアム・ナッシュ1973年の素晴らしいライブ音源を発掘してくれていたことがすっかり見過ごされていました。それが1973年9月のニュージャージーで行われた彼のソロ・ライブを捉えてくれた驚きのオーディエンス録音。
 おまけに音質がびっくりするくらいイイ。モノラルながら弾き語りライブの音像を大きく捉えてくれた録音は本来ならプレスCDでのリリースが相応しいほど。
 1973年というビンテージな時期、なおかつこれほど音質の良いオーディエンス録音が残されていたとは。それがまたCSNYやクロスビー&ナッシュではなく、ナッシュのソロ・ライブというのがまた輪をかけて貴重。

 しかもアコギとピアノのシンプルな弾き語りライブでありながら、盛り上がりがもうアホじゃないか?と思うほど凄まじい。CSNYや盟友ニール・ヤングの弾き語りでも、これほど盛り上がっているライブは無いだろうと思えるほどの激しさ。
 この最高にハッピーな状況のライブのオープニングとなったのが、アコギ・バージョンでの演奏が非常にレアな「Pre-Road Downs」で、これの盛り上がりがまた壮絶。本当に凄い臨場感です。
 こんな状況、しかもライブの中盤で「Teach Your Children」を演奏しようものなら、もう会場は爆発しそうなほど。

 ここまでだけでも素晴らしいライブであることを実感してもらえたはずですが、終盤にサプライズ・ゲストとして登場したのは何とデイヴ・メイスン!もっともCSNYを敬愛するメイスンは以前からナッシュのアルバムに参加していましたし、半年後にリリースされるアルバム『WILD TALES』でもメイスンは「Oh! Camil (The Winter Soldier)」でギターを弾いていました。

 反対にナッシュもメイスンが数か月後にリリースする名盤『IT'S LIKE YOU NEVER LEFT』の数曲にバックコーラスで参加しており、むしろ、こうして彼がナッシュのライブに呼ばれるのも極めて自然な流れだったのです。

 そうしてナッシュとメイスンが最初に披露したのは新曲「Every Woman」。後にメイスンの代表曲となりますが、恐らくこれがライブ初演、しかもアルバムでもバックコーラスを務めていたナッシュを伴うという極めて貴重な場面。続いて披露されたのが先の新曲「Oh! Camil (The Winter Soldier)」というのがまた実に自然な流れ。

 そして締めはメイスンの「Only You Know And I Know」が披露されると、もう彼が場を持って行ってしまうのでは?と思えるほど凄まじい盛り上がり。しかしナッシュの人徳故、気持ちよくその場をメイスン譲りつつ、彼をバックコーラスで支えています。

 あまりにも弾き語りライブらしかぬ盛り上がりの最後はこれまた必殺の「Chicago」。こうなると会場は大合唱の嵐。完全に盛り上がりが振り切れてしまいます。そんな最高の演奏と選曲に、まさかのメイスンまで登場というサプライズに音質まで素晴らしい。JEMSによる掛け値なしにナッシュ史上最高の発掘!

(55:46)
01 Pre-Road Downs
02 Southbound Train
03 Bus Stop (teaser fragment)
04 Man In The Mirror
05 I Miss You
06 Immigration Man
07 Another Sleep Song
08 Prison Song
09 Grave Concern
10 Close Your Eyes
11 Teach Your Children
12 Military Madness
13 Our House
14 Every Woman (Dave Mason with Graham Nash)
15 Oh! Camil (The Winter Soldier) (Graham Nash with Dave Mason)
16 Only You Know And I Know (Dave Mason with Graham Nash)
17 Chicago

Uxbridge 2816 \1,800 5月1日(金)発売

26/04/28


DAVE MASON - HEMPSTEAD 1975 FM REEL MASTER(2CDR)
Calderone Concert Hall, Hempstead, NY, USA 5th July 1975 SBD

WLIR-FM REEL MASTER

先週、惜しまれつつこの世を去ったデイヴ・メイスンにとって正に絶頂期の真っただ中であった1975年の激アツなステージを捉えてくれた最高のステレオ・サウンドボード録音。この年の彼は自身のプロモーション用にライブを積極的に放送されており、アルバム『SPLIT COCONUT』リリース後になると、さらにライブの中継を敢行。それが懐かしの名盤『FEELIN' ALRIGHT』でした。
しかし今回リリースするのは同じ1975年でも半年前のニューヨーク、しかも『SPLIT COCONUT』はリリース二か月前というタイミングのライブを完璧なステレオ・サウンドボード録音で捉えてくれた素晴らしいラジオ放送。
この時点でメイスンの代表作となる後の公式『CERTIFIED LIVE』のバンド・メンバーがほぼ固まっていますが、キーボードだけは、いつものマイク・フィニガンでなく、先の『SPLIT COCONUT』に全面参加していたマーク・ジョーダン。

確かにアルバムのリリース後にフィニガンが戻って『CERTIFIED LIVE』のメンバーが揃う訳ですが、むしろこのライブは『SPLIT COCONUT』モードのバンドを完璧なステレオ・サウンドボードで記録しているというのが貴重。
実際セットリストや内容も『CERTIFIED LIVE』とまるで違っており、いきなりオープニングにリリース前のアルバムからタイトルトラックを演奏するという攻めっぷり。それどころが『CERTIFIED LIVE』に含まれていないレパートリーだらけ。
中でもトラフィック時代の「You Can All Join In」ではメイスンとジム・クリューガーのギターバトルが炸裂。もうこれだけで『CERTIFIED LIVE』とは違った演奏が楽しめる最高の場面です。

「Baby…Please」でも二人のソロ回しが炸裂。この後メイスンは技量的に上回るクリューガーにギターソロをどんどん任せるようになり、実際『CERTIFIED LIVE』でも自身はアコギと歌に専心している場面が捉えられていましたが、二人のギターのせめぎあいという点では、この放送と比較にならない。
それどころか、リリース前の新曲であった「Save Your Love」でも二人のギタリストによるソロ回しが圧巻。とにかくライブ全編に渡ってエッジのあるライブサウンドが冴え渡っており、全体を通して洗練されたサウンドにまとめられていた『CERTIFIED LIVE』とは違った魅力が満載。
同ライブアルバムに洗練されたアコースティックなアレンジで収録されていた「Every Woman」が、ここではレイドバックしたエレクトリックなバンドアレンジで披露されているのもまた魅力。ありとあらゆる面で『CERTIFIED LIVE』とは違ったサウンドのライブとなっているのです。
このように『CERTIFIED LIVE』と同じくメイスン絶頂期の記録でありながら、まるで別のバンドかと見まごうばかりの荒々しくて激アツなライブを捉えた『SPLIT COCONUT』リリース直前のライブ。何ならこちらの方がレイドバック寄りな演奏で好みだ…と感じるマニアが少なくないであろう、最高のステレオ・サウンドボード・アルバム!

Disc:1 (51:09)
1. Intro
2. Split Coconut
3. Waitin' On You
4. Show Me Some Affection
5. You Can All Join In
6. Tuning
7. Crying Waiting Hoping
8. Every Woman
9. World In Changes
10. Band Introductions
11. Save Your Love
12. Talk

Disc:2 (43:39)
1. Long Lost Friend
2. All Along The Watchtower
3. Only You Know And I Know
4. Baby...Please
5. Feelin' Alright
6. Bring It On Home To Me
7. Outro

SOUNDBOARD RECORDING

Dave Mason - Guitar & Vocal
Mark T. Jordan - Keyboards
Gerald Johnson - Bass
Jim Krueger - Guitar
Rick Jaeger - Drum

Uxbridge 2812 \2,500 5月1日(金)発売

26/04/28


DAVE MASON BAND - SAN FRANCISCO 1975 FM REEL(2CDR)
Cow Palace, Daly City, CA, USA 31st December 1975 STEREO SBD

 今週同時リリースとなる『HEMPSTEAD 1975 FM REEL MASTER』でも申しましたように、1975年のメイスンはとにかくライブのラジオ放送を最大限に活用しており、果ては大晦日のライブまでも中継させていました。
 これがまた素晴らしいステレオ・サウンドボード録音でして、ヘムステッドと同じようにラジオ放送ならではの生々しくも荒々しい質感が存分に楽しめる。それにアルバム『SPLIT COCONUT』リリース前だったヘムステッドと違い、こちらはリリース後というタイミングでの放送。
 それに何と言ってもキーボードがマイク・フィニガンに戻り、黄金の『CERTIFIED LIVE』フォーメーションが完成。あの高みへと上り詰める基礎が出来上がった時期のステージの記録でもありました。

 そうしたタイミングに合わせ、この上なく好条件なのが大晦日、しかも年が明けてアメリカ建国200年な一年が始まり、というお祭り要素まで加わり、この上なくハイテンションなライブを最高のステレオ・サウンドボード録音で楽しめる秀逸な放送となっているのです。
 その上でセットリストも『CERTIFIED LIVE』はおろか、今週同時リリースの『HEMPSTEAD 1975 FM REEL MASTER』ともまったく違う。この日のライブですが、意外にもリリースされたばかりのアルバム『SPLIT COCONUT』からよりも、初期のレパートリー多めというのが結果として盛り上がりが炸裂する結果になっている。
 特にファースト・アルバム『ALONE TOGETHER』からの「Shouldn't Have Took More Than You Gave」はどちらでも聞けない、最高に魅力的なレパートリーかつ演奏も素晴らしい。それでいて「Every Woman」は未だにバンド演奏のアレンジというのも『CERTIFIED LIVE』とは一味違う。

 つまり、フィニガンが加入して『CERTIFIED LIVE』のモードへと向かいつつも、まだそこまで洗練されていないレイドバックした演奏が随所で聞かれる。むしろ同アルバムとヘムステッドのラジオ放送の見事な架け橋と言える内容のラジオ放送。
 そのフィニガンならではのオルガンが随所でいい味を出している様子もまたステレオ・サウンドボード録音ならではのうま味。ここは正に栄光のライブアルバムの予告編といった雰囲気が溢れています。
 大晦日という、最高にハッピーな状況で行われたハイテンション・ライブを最高の音質で捉えてくれた1975年もう一つのステレオ・サウンドボード・アルバム。同時リリースとなる7月のヘムステッドとこれほどまで雰囲気が違うのがまた絶頂期ならでは!

Disc:1 (57:08)
1. DJ Intro
2. Feelin' Alright
3. Watitin' On You
4. Split Coconut
5. Show Me Some Affection
6. World In Changes
7. Every Woman
8. Look At You, Look At Me
9. Headkeeper

Disc:2 (35:12)
1. Shouldn't Have Took More Than You Gave
2. All Along The Watchtower
3. Gimmee Some Lovin'
4. Bring It On Home To Me
5. Only You Know And I Know
6. DJ Outro

Dave Mason - Guitar & Vocal
Mike Finnigan - Keyboards
Gerald Johnson - Bass
Jim Krueger - Guitar
Rick Jaeger - Drum

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Uxbridge 2813 \2,500 5月1日(金)発売

26/04/28


DAVE MASON - ELMONT 1978 Pre-FM(1CDR)
Belmont Park, Elmont, NY, USA 8th July 1978 STEREO SBD

 デイヴ・メイスンの1976年は公式『CERTIFIED LIVE』という王様があり、最高のタイミングで来日が実現した1977年は『TOKYO 1977 2ND NIGHT』という独自入手のオーディエンス録音による名盤が存在する。
 となれば次に聞きたくなるのは1978年のライブ。この年はカリフォルニア・ジャム2への出演からの名盤『MARIPOSA DE ORO』がリリースされた年でありながら、今でライブ音源のリリースが極端に少なかった。
 そんなマニアの渇きに応えてくれるのが今週リリースとなるニューヨークはエルモントでのライブ。

これが単なるラジオ放送というだけでなく「Pre-FM」という副題からも解るように、いわゆる放送のエアチェックとは別次元の完璧なステレオ・サウンドボード。こんな凄い音源が今までリリースされなかったとは驚きを禁じえません。
おまけにカリフォルニア・ジャム2はショートステージかつ『MARIPOSA DE ORO』でしたが、こちらはリリースされたばかりな同アルバム収録曲が全面的にフィーチャーされている。
同アルバムをリリース後のライブ音源というのが極端に少なかっただけに、これほどまでにまとまった内容、なおかつステレオ・サウンドボード録音の発掘は掛け値なしに快挙かと。

先のアルバムがリリース後のライブは長年の右腕だったジム・クリューガーが一時的にバンドから離れたこともあり、ギタリストが二人に増員された独特のバンド編成でしたが、それ故に『MARIPOSA DE ORO』の洗練されたハーモニーワークを再現するには打ってつけで、その見事なハーモニーを最高のステレオ・サウンドボード録音で味わえる。
もっともギタリストが二人になったことから、メイスン自身は歌とリズムギターに徹した場面が多く、この点はクリューガー時代よりさらに傾向が強まっています。
そんなクリューガー時代の名残とも言うべき「We Just Disagree」は大ヒット曲ということもあって歓声が凄まじい。それでいてメンバー増員による分厚いハーモニーワークも冴えまくる。

こうしてシンガー寄りになってリードギタリストしての比重が下がったメイスンではありましたが、それでもニューアルバムからの「So Good to be Home」では自身の持ち味であるリードギターを存分に弾きまくってくれている。
もちろん十八番である「All Along the Watchtower」になると、さらにギターを弾きまくり。この辺りはギタリストが二人いようとも、自身の腕は鈍っていないことを如実に示してくれていました。
そしてアンコールでは、これまたニューアルバムからキャロル・キングのカバーである「Will You Still Love Me Tomorrow」凄まじい盛り上がりの中で演奏して見事な締めくくり。77年以前と比べて音源の乏しかった1978年のメイスンを完璧な音質で捉えてくれたステレオ・サウンドボード・アルバム!

(75:57)
1. Tuning
2. Only You & I Know
3. Searchin' for a Feelin'
4. Pearly Queen
5. Every Woman
6. So Good to be Home
7. We Just Disagree
8. So High (Rock Me Baby & Roll Me Away)
9. Let it Go, Let it Flow
10. No Doubt About It
11. Takin' the Time to Find
12. All Along the Watchtower
13. Share Your Love
14. Warm & Tender Love
15. Will You Still Love Me Tomorrow
16. Band Introductions & Outro

Dave Mason - Guitar/Vocals
Johnne Sambataro - Guitar/Vocals
Gerald Johnson - Bass
Rick Jaeger - Drums
Carl Graves - Percussion
Tony Dean - Guitar
Mark Stein - Keyboards

STEREO SOUNDBOARD RECORDING